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辞職勧告決議 賛成討論 [市議会議員として]

日本共産党会派が提出した
「山崎翔一議員に対する辞職勧告決議」に対する賛成討論を
紹介します。

天内市議が討論に立ちました。

 山崎議員は11月5日に開いた会見で、ツイッターでの4つの投稿について
差別と侮辱の表現であることを認めたうえで、友人との間での軽い気持ちで
発せられた言葉だと釈明しました。いま議会に問われているのは、自らが
「差別と侮辱」と認める表現を軽い気持ちで、ネット上に拡散・発信できる
人物が青森市議という公職にふさわしいかとうか、という1点です。
 この4つの投稿は、文字通り差別と侮辱にまみれたものでした。障害者
雇用の水増し問題を語るのに、あのような表現を使う理由はどこにもありません。
障がい者をもつ家族から「家族に身になってみろ」と怒りの声が寄せられています。
年金を受給している市民からは「年金からの税金を払う。それで報酬をもらう議員が
年金暮しじじいとは何事か」と怒りの声が寄せられています。市民の声を聞くべき
議員が、市民を侮辱するとは言語道断です。
 4つの投稿以外のものも含め、ここで紹介するのもためらうほど差別と侮辱に
まみれた投稿が続いています。
 いうまでもなくツイッターは、世界に発信されるツールです。山崎議員は、これらの
言葉を発したことで、こうした発想を世界に訴えていたことになります。2つのアカウントで
2つの顔を使い分け、有権者に届けた言葉とは違いもう一つの言葉、差別と侮辱の
言葉を持っていたとなれば、表の顔の山崎議員に託された有権者の思いが裏切られたことに
なるのではないでしょうか。
 決議案が指摘するように、議会基本条例は議員に対し、市民全体の代表はとして、高い
倫理性と自覚し品位保持にとつめることを求めています。差別と侮辱を日常会話とし、
選挙期間中にもわたってそれを世界中に発信してきた人物は議員として不適格だ、と
議会の意志を示す必要があります。本辞職勧告決議案に党派を超えた賛同をお願いし
賛成討論といたします。

辞職勧告決議に対する反対討論を、市民の声あおもり会派の中村みつお議員が
行いました。
 趣旨は、山崎議員の発言を容認・肯定するものではない。
全国でも多くの辞職勧告決議が出されているが、多くが現職の議員に
対するもの。当選前の行為のものはない。
何の根拠があって提案できるのか?議員になる前のもの。
上程できるのが疑問である。
全ての議員の倫理上の問題や交通事故の履歴?など全ての
身分を調査しなければならなくなる。議員になることができなくなる。
自分も4月に事務所に関する是正勧告を受け、誹謗中傷など
辛く苦しい思いをした。山崎議員の痛みや苦しみを察することができる。
議員になる前のもの。法律や条令に抵触していない。
具体的根拠がない。28歳の若き彼に、チャンスを与えて欲しい。というもの。

起立採決の結果、賛成29 反対4で可決されました。
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