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小学生卒業式「はかま問題」 [子どものこと]

日本教育新聞1月28日付によると、
公立小学校の卒業式で、高額な「はかま」を着用することが地域によって広まり、
そのための費用を出せない家庭や無理して費用を出す家庭への配慮を求める
声が広がっているという。

宮城県東松島市で市議が問題提起し、市長は
「劣等感を感じきられない少数の児童が卒業式を喜べないのではと危惧する」と答弁。

全国でも『はかま問題』をめぐってさまざまな議論がある。
愛知県半田市教委は各校で議論を求め、校長とPTA会長名で
「華美な服装を自粛するようよびかけた。
名古屋市では保護者の意向を調べ、市教委では各校の対応に委ねている。
静岡県富士宮市では、教育長は議会質問に対し
「経済的理由で着用できない児童への配慮は必要」と答弁し、
市長は「はかまを着ないでも、じくじたる思いをもたない子どもを育てることのほうが大事」
と答弁している。

私の子ども達の時代ははかま着用の子はいませんでしたが、
その後くらいから青森市でも増え始めている、という話を聞いたことがあります。
いずれ青森市でも「はかま問題」が議論になると思われます。
東松島市の市長は、「いずれ経済的格差に直面するのだから、
卒業式の服装も多様でいいという意見があるが?」とのインタビューに
「小学生にはまだ早い。子どもの思いを想像すると、相当辛い思いを
抱くかもしれない。お金のある人の発想ではないか」と応えている。

全く同感です!
はかまを着用できない子どもにもっと寄り添った対応が求められるのでは
ないかと思うのです。
みなさんは、どう思いますか?
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