SSブログ

認知症だけど・・・ [母のこと]

コロナが本格的に始まる前の2020年3月に
認知症の母をグループホームに入所させることが決まりました。
なんだか私はさびしかったけど、兄が決断してしまった[あせあせ(飛び散る汗)]
でも今となれば、安心して専門家に預けていることは、
本当に良かったと思っています。
その後、面会禁止となり、母に会えなくなりました。

毎月、施設の方が「お便り」をくれています。
12月のお便りにはこんなことが書かれていました。
「新しい入所者さんに、お声掛けやお世話などをしてくれています」と。
母の姿が目に浮かびます。
以前読んだある新聞にも
記憶をなくしても、その人らしさはなくならない!
と書かれてありました。
日本共産党員として、市議会議員として、市民のために働いてきた母。
認知症になっても、人のお世話をしたり、何かしなくちゃという気持ちは
残っているんだな、って。
まだ母が施設に入所する前も、私が実家に行くと、
必ず何か持たせて帰そうとします。
それもいくつになっても子どもは子どもだし、
そういう心配は認知症になっても、かわらないのだと思います。
施設の方が言ってました。
「節子さん、新しい入所者さんの先輩のつもり?なのかな。
ここさ座りへ!とか、お部屋にお迎えに行ってくれたり、助かってます!」と。

お花が好きだった母には、機会があるごとに
お花を届けています。
「きれいな花っこだの~」ってしゃべっている姿が目に浮かびます。
その人らしさを大事にしたいから[るんるん]
コメント(0)