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スポーツ予算 [スポーツのこと]

2008年度の国のスポーツ予算は総額「190億円」
わずか体育館1個分の整備費にすぎません。
しかし文科省は「豊かなスポーツ環境整備の推進」と強調しています。
予算と実態が伴わない国の「スポーツ振興基本計画」です。

それでも10年前は300億円前後の予算がつけられていましたが、
それが3分の2以下に落ち込んでしまったのです。

1番の問題が、予算の柱から
『体育施設の整備に案する補助』をそっくり削ってしまったこと。
政府は「スポーツ施設の整備は地方自治体の仕事」と言ってバッサリ[むかっ(怒り)]

また100億円以上あった社会体育施設整備費も、近年は10億円程度に推移。
施設整備費は地方交付金の「安心安全な学校づくり交付金」に回ったといいます。
これで統廃合を推進しているのでしょうか?と疑いたくなります。
だた、当の文科省も「交付金がどれだけ施設整備に使われているかわからない」と。

このような状況の中、スポーツ施設の整備は立ち遅れ、老朽化や閉鎖で減ってきています。

スポーツ振興法「施策の指針」で
「スポーツをやる諸条件の整備に努めなければならない」と明記した国の責務にも反しています。
その結果、スポーツのやる場に困り、スポーツ人口が減少してきている大きな要因の
ひとつになっています。
施設整備を抜きにした「豊かなスポーツ環境の整備」など
成り立たない話です。

以前にも書きましたが、各党のマニュフェストや綱領などで、スポーツの充実を
掲げているのは「日本共産党」だけです!
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