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学費無償化 [政治のこと]

今回の議会では「学校徴収金の軽減」について質問しましたが、
本来、教育は無償であるべきものと思っています。
日本共産党は「世界一高い学費」が高校生や学生、その家庭に重くのしかかり
「教育を受ける権利」が奪われていると鋭く告発しています。
見過ごせないのは「貧困と格差」の拡大のもとで、経済的理由で進学をあきらめたり、
学校を去らざるをえない若者が増えていることです。
この高い学費の原因は、政府の貧困な教育政策にあり、「『学費無償化』の方向は世界の流れ」
であること、この流れと憲法の精神が合致していることを解明しています。
自民党政府は“教育で学生本人が利益を得るのだから、その費用は学生本人が
負担すべきだ”と言う「受益者負担」論を口実にして、1970年に1万2千円だった
国立大学の授業料を隔年で値上げし続け、今では53万5800円と40倍に高騰させました。
私立大学の国庫助成も抑制され続けています。
自民党政府は、国の負担を抑制し続ける一方、家計の負担ばかり増やし続け、
以前は国の負担のほうが多かったものが今では家計の負担のほうが多く負担する
逆立ちした構造にしてしまったのです。
OECD加盟30か国中、高校の授業料を徴収している国は、日本を含め4ヶ国です。
なぜ、「学費無償化」が世界の流れなのか
1つには、教育を受けることは基本的人権の1つであり、経済的理由で妨げられるべきでないからです。
2つには、若い世代が高校や大学で新しい知識や技術、理想を見つけることは、
社会の発展にとって、不可欠な営みであり、社会にとって貴重な財産となるからです。
これが世界の常識となっているのです

世界の「学費無償化」の流れと合致する憲法を持ちながら、それを実現化させるルールを
作ってこなかった自民党政府の責任は重大です。
コメント(2) 

コメント 2

大川

義務教育以外は本人の選択で行くのだから、学費はしっかり徴収すべきですよ。学費が安いと自助努力もしなくなります。私も激安の国立大学院に行けたため、だらだらと過ごしてしまいました。周りにもそういう人多かったですね。

受けるサービスに比例する負担というのはとても大切なことだと思います。
by 大川 (2009-06-24 01:40) 

サイレントマジョリティ

私立大学の国庫助成は、これはいたし方ないのではないでしょうか。
少子化の波が厳しいようですね。
国公立大学なんかも授業料を上げる前に大学の経営システムも見直さなければいけませんし、そこの兼ね合いが難しいですね。
高校の授業料は極力無くしたいですね。私の考えでは。


地元を例にあげていえば
青森公立大学の経営と教授は。。学生のレベルもさることながら。。
少々残念の極みです。(私の出身大学ではありませんが客観視で。)


by サイレントマジョリティ (2009-06-24 16:48) 

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