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冊子「あおもり県の電気」 [政治のこと]

小学校4年~6年生の社会の授業で使われている冊子↑には
青森県の電気について記載されています。
(製作は青森県エネルギー総合対策局原子力立地対策課発行)

平成6年から活用されているようですが、このたび平成23年度版が
新4年生に配布されました。
それを見ると、原子力発電では、
*二酸化炭素を出さずに、少ない燃料でたくさんの電気を作り出せることや、
*ペレットというウラン燃料で、一般家庭の8~9ヶ月分の電気をつくれることや
*原子力施設は、壁を何重にもして放射線が外に出ないように安全につくられていること
などが明記されています。
放射能の危険性は全く触れられていません。
震災によってもたらされた原発事故によって、多くの方々が苦しめられ、
不便な生活を強いられているのなかで、昨年と同様の教材で
「原子力施設」の必要性ばかりを教育することは、果たしてどうなのでしょうか。
子どもたちには事実をしっかりと伝え、危険なエネルギー政策ではなく、
自然エネルギーへの転換の方向性を示すべきではないでしょうか。
事実、他の国では自然エネルギーへの転換がはじまっていること、
危険と隣り合わせのエネルギーがいいのか、子どもたちにしっかり
考えさせる教育の転換が求められます。
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