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気になっていたこと [政治のこと]

最近、気になっていたのが・・・
「子ども」→「子供」になっていること。
テレビ番組を見ていても、以前は「子ども」と書かれていたものが、「子供」の字を多く使うように
なっていました。
なぜ?なのか?よくわからなかったのでちょっと調べてみました。

そしたら、絵本童話作家 矢玉四郎さん(『はれときどきぶた』などを書いた人)という方が、
「子供」表記を積極的に使うことを大分古い時期から提起してきたことがわかりました。

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

  • 作者: 矢玉 四郎
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1980/09/05
  • メディア: 単行本


この本は我が家の子どもたちも大好きで、私も夢中になったくらいです。

この方が、「日本共産党中央委員会」に対し、質問状を送り、そのことに対し評価されています。
興味のある方は、ぜひ探してみてください。
日本共産党は70年代まで「子供」を使っていましたが、なぜ「子ども」にしたかというと、
単なる当て字だから「供」を使わないのではなく、民主主義と人権の運動のなかで子どもは、
戦前のように、おとなの「お供」でも、神仏の「お供え」でもない、人権を持った人間だという
考えに基づいている、ということでした。ひらがな表記だと、文章の中で埋没しやすいためもあり、
70年代後半から「子ども」という表記にしています。
これは「人権を持った人間」という世界史の流れにもそった考え方も背景にあると考えています。

矢玉さんは、これに対し「子ども」という表記を使う前提であれば、現状では最強の回答だろう。
「子ども」表記を使い続ける側の人たちからは、まともな返事はいただけなかった。
日本共産党が回答を寄せられたことに、敬意を表します。とコメントしています。

矢玉四郎さんは現在でも「子供」表記の提唱者で、過去にはかなりどぎつい発言もされていますが、
自らの主張がぶれずに一貫している、という点においては、日本共産党と似ているのでは
ないかな?と思います。
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