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映画「卒業・スタートライン」鑑賞 [手話のこと]

今日はろうあ協会主催の映画「卒業・スタートライン」という映画を観てきました。

聾学校に通っている高校生たちが、手話をすることを禁止され、
口話教育を押し付けられるなかで、自分たちの意見を学校に伝え、
改善させる取組を映画にしたものです。

映画の中にもありましたが
先生は「かわいがられるろう者にすることが仕事」だと言う場面があります。
手話のテキストにも似たような表現があって、
「かわいがられるろう者」って言う意味がつかめませんでした。
つまり・・・
かわいがられる!とは
健聴者や社会人に迷惑をかけない人になることが、
「かわいがられる人」なのか。
自己主張しない、文句をいわない、いう事を聞くろう者になれ!
ということを求められてきたのだろうな、と思いました。

いまから50年前の出来事です。(私も50歳)
いまは、「手話は言語」と世界中で認められ、当たり前のように
手話を使うことができます。
でもまだまだ限られた人しか手話を使えません。
英語やフランス語や韓国語のように、
手話は言語として、多くの人達と会話ができる社会になることが
これからの私たちの使命かもしれません。
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