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判官贔屓(ほうがんびいき) [スポーツのこと]

判官贔屓(ほうがんびいき)という言葉ですが、
私は今日のしんぶん赤旗ではじめて知りました。

鎌倉幕府を開いた源頼朝よりも、その兄に追放された義経に対して
後世の一般の人々がより親近感を抱き「英雄」とたたえ続けたことから
生まれた言葉とされています。

またスポーツの世界では劣勢を予想されるチームに声援を送るような
メンタリティーを表するそうです。

日本人特有の美しい心情であるとも言われているようですが・・・

英語には「判官贔屓」のような表現は見当たらないのだそうです。
かといって、そうしたメンタリティーがないというわけではありません。

以前、私のブログで
「ニッポン・チャ・チャ・チャ」が嫌いだ[どんっ(衝撃)]と書いたことがありますが、
「判官贔屓」というようないい言葉もありますが、
一方でバレーボールの全日本のテレビ中継を見ていると
異常なほどの「ニッポン贔屓」の応援に嫌気がさしてくるのです。

自分の好きなチームや自国のチームを応援することを否定するものではありませんが
相手チームや相手国に威圧的な応援はいかがなものでしょうか・・・

南アフリカにも「判官贔屓」といえるメンタリティーがあるそうで、
もちろん自国も応援しますが、「強豪」といわれるチームに挑戦するチームに
声援を送るメンタリティーがあるのだそうです。そしてまた、ただ応援し騒いでいるのではなく、
自らが楽しみ、「挑戦者」に声援を送り、試合を楽しいものにしようとしているのです。

バレーボールの応援にも「判官贔屓」のメンタリティーが
備わってくれたら、よりスポーツを楽しめるような気がしてなりません。
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