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アウガ調査特別委員会 [政治のこと]

3回目のアウガ調査特別委員会が18日ぶりに開かれた。

しかし!
前回の特別委員会で答弁できなかった部分に対する答弁と、
それに関連する質疑のみとする!というではないか[exclamation×2]
(これじゃ何のための特別委員会なのかわかりません)

今日の特別委員会の中身は、こんな感じでした。
まず、奈良岡議員の前回の議論の積み残しとして、
○国の補助金をもらって行った事業に対する経産省の見解は?
→東北経済産業局を訪問し、コレまでの流れを説明し、見解を伺ってきた。
 補助金マニュアルに沿って支給したものであり、価格操作がなければ違法性はない。
○販売促進費の返還について
→平成23年の取締役会で1225万円を返還すること決定。

その後の質疑では、
○税法上問題ないのか
→会計監査人の意見を聞いて行っている。
○補助事業にかかわった設計事務所からは、説明を聞いたのか?
→4月6日に職員が出向いて話を聞きとりしたが、氏名は公表しないようにと言われた。

中村みつお市議の積み残し答弁では
建築指導課と消防に届出をした、と言う資料はだれがつくったのか?
→会社名の公表は了解してもらえなかった。
○建築指導課では
→検査の立会いの対象にないもの。当時の担当者の記憶では、何度か問い合わせがあった。
○消防では
→設置届けの対象ではない。問い合わせの相談等はなかった。

その後の質疑では
○スプリンクラーの届出はあったのか?
→なかった。
○工事はされていた。消防で気がつかなかったのか?
→担当外のことは答弁を差し控える。ただし、設備は安全である。
(届出はないけど、安全であれば何でもありになってしまうではないか)その通り!
結局市は、捜査権がない!これ以上のことはわからない!の一点張り。

藤原市議の積み残しの答弁では
地下の食堂の2000万の工事は会社でやったのか?
→造作工事の一部を会社が負担した。総額については確認できない。

その後の質疑では
○2000万円の工事の必要性と、工事内容は
→一部工事費を会社が負担した。賃借料との兼ね合いで、会社が負担することとした。
○ビル会社が負担する根拠は
→3月31日でアウガは解散となった。開示には応じられない。
○賃借料の滞納はいくらだったのか・
→お答えできない
○延滞料の支払いの取り決めは?
→遅延損害金があった
○回収されたのか?
→今後は精算人が回収すべきものと考えている。

結局、改修工事の必要性も工事内容も明らかにせず、
延滞金も残っているという事だけは明らかになった。
アウガが解散してしまい、これで幕引きを図ろうとしている魂胆が見え見えで、
結局、アウガがなぜ債務超過に陥ったのか明らかにされずに、
調査特別委員会は幕を閉じることになる。
最後は、「報告書」をまとめることになる。
わかったことと言えば、「市は捜査権がないと言って、何も明らかにしようとしなかった」
という事ではないだろうか・・・

議会として調査権限を行使できる百条委員会を立ち上げるべきだ!
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