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日の丸・君が代 [政治のこと]

卒業・入学式シーズンになりますが、
以前、議員になりたての頃、ある中学校から卒業式に招待され、
初めて来賓として参加しました。
私は君が代も歌いたくなかったので、着席したまま時間が過ぎるのを
待っていました。
その次の年からは、その学校から招待もされなくなってしまいましたが、
そのことが原因だったかは定かではありません。

「君が代」は、『古今和歌集』にある、長寿を祝う歌が元祖で、明治時代に
なってから曲がつき、君が代の「君」は「天皇」をさすとされるようになりました。
日清戦争(1894~95)、日露戦争(1904~05)のことから国歌のように
扱われるようになり、
太平洋戦争期の教科書で
「この歌は天皇陛下のお治めなる御城は、千年も万年もつづいておさかえに
なりますやうにといふ意味で、国民は心からおいはひ申し上げる歌であります」と
書かれています。
安倍政権の「教育再生」政策の元で、日の丸君が代の強制が、ますます強められようと
しています。
本来、教育は政治や行政から独立し、自主的、創造的にされるべきで、
学校の主人公は子どもたちです。
「日の丸君が代」の強制は、日本国憲法はもとより、「子どもの権利条約」でも
保障されている、子どもの思想・良心および宗教の自由への権利をも侵すことになります。
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